働き方

私がフリーランスになった理由。きっかけとメリットを紹介。

shufu-tsuma

こんにちは、みちです。

私がフリーランスとして働き始めて、約3年。
そういえば、独立当初「なんでフリーランスになったの?」と周りから聞かれることが多かったな…と思い出し、記事に残すことにしました。

この記事が、働き方で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

この記事はこんな方におすすめ

・会社員からフリーランスに転身を考えている方
・フリーランスになった理由が気になる方
・働き方の事例が知りたい方

フリーランスに転身したきっかけ

フリーランスになる前、私は会社員として働いていました。

新卒で入社した印刷会社で、デザイナー・WEBディレクターとして約5年半従事。

当時、WEBディレクターの仕事をメインで行っていましたが、とにかく多忙でした。土日に仕事を持ち帰らないと、週明けの締め切りに間に合わない状態。時には会社に寝泊まりすることもあったほど、ワーカホリックでした。

業界的には、残業が多いことが当たり前とされていましたが、一向に改善しようとしない会社側。その対応に嫌気がさして、離職する人が後を絶たない会社でした。

退職する人を横目に、

みち
みち

このまま頑張り続ける生活がいつ終わるんだろう…

と思うようになりました。

私はふと将来のことが心配になり、転職活動を開始。
決めたらすぐに実行しないと気が済まない性格のため、転職先を1ヶ月で決めて半ば強引に退職しました。

転職先に求めたこと

そんな、不安定な状態で転職活動をしたので、転職条件は非常に極端でした。

  • デザイナーとして採用してもらう
  • 年収が下がらない
  • 残業が少ない

特に、3つ目の「残業が少ない」は当時の私にとって譲れない条件でした。

転職先が最悪だった…

残業が少ない職場に、デザイナーとして採用してもらえたので、最初は大満足。しかし、職場環境がとにかく最悪でした。

面接時は気付かなかったのですが、ワンマンモラハラ社長だったため、人の入れ替わりがとにかく激しい。合わない人は1週間で辞めていくような職場でした。中途入社の70%の人が半年以内に退職するという環境下で7ヶ月。

仕事を進めていく中で、モラル的にどうしても許せないことがあり、仕事に対して無気力になってしまったため退職しました。

ほぼ無計画で独立

もう、転職活動をする気力もなく、会社員として働く自信がなかった私。自然と「独立」を選択しました。なので、ほぼ無計画。独立開業のご挨拶状を印刷会社時代の取引先(制作会社等)に片っ端から送りました。

送って1週間ほどは、誰からも連絡がなく、眠れなくなりました。
しかし、その後は以前のお取引先さまから、徐々にお仕事をいただけるようになりました。

どん
どん

しっかりしてると思っていたけれど、行き当たりばったりだったね;

みち
みち

逆に勢いがないと、怖くて独立できなかったかも…

今ではすっかりフリーランスの生活スタイルにも慣れ、夫の支えもあり、ストレスフリーで働くことができています。(不安は今でもありますが…)

フリーランスになってよかったこと

何年経っても、日々様々な不安がつきものなフリーランス。
しかし、フリーランスという働き方を選択してよかったこともあります。

個人的な意見ですが、ご紹介します。

平日に役所や病院へ行くことができる

平日にこなさなければならない用事が発生した時に、時間の調整がしやすいのがフリーランス。
特に平日に歯医者・産婦人科へ行けるのは、混雑を避けることができるのでメリットが大きいなと感じます。

また、引っ越しをするときも、市役所や警察署に比較的スムーズに行くことができるので会社員時代より楽だな〜と感じることが多いです。免許の更新もできちゃう。

しかし、気持ち的な部分が大きいですが、美容院やネイルなど電話に出られない状態が何時間も続くようなところには行きづらい…。そういった用事はなるべくクライアントの休みに合わせるようにしています。(完全自由という訳にはいかないですね。)

ちなみに、いつ急ぎの仕事が発生するかわからないので、平日の外出はノートPCを常に持ち歩いています。

早起きしなくていい

私は、低血圧で朝がすごく苦手なので、必ずしも出勤時間に起きなくてもいいという点にはかなりメリットを感じています。

打ち合わせさえなければ、誰とも顔を合わせないので、「寝過ぎた!」という時は、寝起きでメールチェック。あたかも「朝からきちんと働いてますよ!」という雰囲気を演出します。(ここまで起きて1分)

一通りメールを返し終わったら、ゆっくり朝ごはんを食べます。

ちなみに、同棲しはじめの頃、夫は「なんでこの人起きてすぐパソコン開いてるの!?」と恐怖を感じたそうです。

出勤しなくていい

とにかく朝が苦手なので、出勤するという工程がないだけで仕事へのハードルがグッと下がります。朝、人と笑顔で話さなければならないということも回避できます。

朝はなるべく打ち合わせをいれない。
入れても10時以降にする。

それだけで、自身のポンコツ具合がクライアントに露呈するのを避けることができます。

ただ、1つだけ避けられないことが・・・。
それは、専門学校の講師の仕事です。朝9時から授業が入っている時は本当に地獄。こればっかりはどうしようもないので、なるべく早起きして、カフェで仕事をしてから向かうように心がけています。

無駄な仕事が発生しない

職場によっては、会社員でも実現できるのかもしれませんが、無駄な仕事が発生しないということもメリットです。

ここで言う無駄な仕事とは

  • え、これ役に立つの?っていう社内勉強会に参加させられる
  • 無駄な会議に参加させられる
  • 掃除・係の仕事

などを指します。

もちろん、集団生活においてはどれも大事なこと。
ですが、私はもともと時間を拘束されるのが苦手なので、これらの仕事がある時は憂鬱になってしまいます。

特に、深夜まで残って仕事しなければならないのに、社内に向けたプレゼン資料を作成したり、明らかに無駄な勉強をさせられたりするのは苦痛でしかありませんでした。

いわゆる労働時間が長い系や、社長や上司が全て把握したい系ブラック企業は、無駄な仕事が多いイメージです。(残業代出るからいいじゃん!と思われるかもしれませんが、当然残業代は出ません。みなし残業という形で基本給に入っていました。)

逆に、効率を求める社長はこういうことを一切しないので、会社によるのかもしれませんね。

フリーランスという働き方

フリーランスというと、キラキラ・ゆるふわなイメージを抱く方も多いかと思います。しかし、実際に食えるレベルで稼ごうと思うとそうはいきません・・・。

おしゃれなカフェでMacを開いて〜なんて、少なくとも私には無理。
ですが、今回挙げたメリットに共感できる方にはオススメの働き方です。

ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
みち
みち
フリーランス妻
グラフィックデザイナー・Webディレクターなど、様々な仕事で生計を立てている個人事業主。
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